月の年金が手取り20万円なら
老齢厚生年金(厚生年金)で月の手取り20万円の人は、
現役時代に幾らの年収が必要なんでしょうね。
一般的な単身者の例でシミュレーションしてみると…

年金からは社会保障費等が天引きされます。
総額から2割ほど天引きされるのが殆どなので、
額面で24万5千円ほどないと手取り20万円になりません。
年額300万円近い額面じゃないと手取り20万円は無理です。

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ザッと計算すると年額300万円(手取り20万)の年金を貰うには、
現役時代の平均年収が900万円必要となります。
日本人の平均年収は500万円弱、かなりハードルが高くて、
中小企業勤務では絶望的な金額です。

因みに年収900万円の人が支払った厚生年金保険料は、
加入年数を40年とすると…18.3%×40年で年収の7.32年分、
900万円×7.32=6588万。6500万円を超える金額を納めることに。

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ついでに損益分岐点も計算してみますね。
6588万÷300万=21.96年。65歳から受給開始して87歳でやっと元。
これ、利息等を組み入れていない元金だけの計算です。

手取り月20万の年金を受け取るには平均年収が900万円必要で、
しかも87歳まで生きないと掛けた分も回収できない…
笑っちゃうぐらい酷い制度が今の年金制度です。
こんなん100年どころか1年も安心して老後を暮らせないよ。

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