年金のキレイごと
年金は賦課方式で「世代間の助け合い制度」なんだから、
将来世代が損することは明らか・・・こんなことを言う人がいる。
たしかにそうなんだよ。でも違うんだな。

年金制度を始めた頃、すぐに年金を受け取る世代は保険料を払っていません。
そして、その負担分が将来世代に受け継がれています。
この部分のマイナスだけなら、将来世代の負担はさほどでもない。

しかしだ!本来この国の年金設計は、ここまで不足することなく、
団塊世代の人たちへの給付が出来るようにはなってた。
ところが、金庫にある筈の年金積立金が8割がた使い込まれてたのさ。

よってたかってネコババしやがった金額は原資で600兆円!
これは5年ほど前に厚労省が発表した数字です。
今はネット検索しても出てこないけどね。
役人てのは、自分たちに都合の悪い資料は早く消しちゃうのよ。

年金を「世代間の助け合い制度」として語るのなら、
役人や政治家がネコババした事実も語る必要があるわけ。
だけど、その部分はどいつもこいつも頬被りしてダンマリ。
とんでもねえーーーーー!